HPVワクチン接種の奨め(平成9年度〜平成19年度生まれの女性)

2024年07月01日
ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(以下「HPVワクチン」という。) は、ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を防ぐことで、
子宮頸がんの罹 患を予防する効果があり、平成 25 年度から小学校6年〜高校1年相当の女子に対 して定期接種が実施されています。

 本ワクチンの定期接種については、平成 25 年 から令和3年の間、HPVワクチンの接種を個別にお勧めする取組(積極的勧奨) が差し控えら
れており(※)、この間に接種機会を逃した平成9年度〜平成 19 年 度生まれの女性に対し、従来の定期接種の対象年齢を超えて公費による接種
(以 下「キャッチアップ接種」という。)の機会を提供しているところです。

 このキャッチアップ接種の実施期間は、令和4年4月1日から令和7年3月 31 日までの3年間としており、今年度は実施期間の最終年度となって
おります。

 また、キャッチアップ接種の対象者は、HPVワクチンを合計3回接種する必 要があり、年度内に公費で3回の接種を完了するためには約6か月の
期間を要す ることから、キャッチアップ接種を希望する方においては、遅くとも9月末まで に1回目の接種をする必要があります。